人間国宝 加藤孝造 追悼展
左から順に:1. 瀬戸黒茶盌 2018年 可児市蔵 2. 志野練込扁壺 1993年 丸沼芸術の森蔵 3. 黄瀬戸扁壺 2001年頃 個人蔵 4 .鉄釉壺 1968年 丸沼芸術の森蔵 5. 織戸流文大皿 1986年頃 個人蔵 6. ザクロ 1956年 丸沼芸術の森蔵. |
加藤孝造(1935-2023)は現在の岐阜県瑞浪市に生まれ、初め画家を志すものの、勤務する岐阜県陶磁器試験場(現 岐阜県セラミックス研究所)の場長だった五代加藤幸兵衛の助言に従い、陶芸の道へと転向します。さらに、荒川豊蔵との出会いを経て独立し、可児市の平柴谷に穴窯を築いて瀬戸黒や志野、黄瀬戸など美濃桃山陶を追求するようになりました。なかでも瀬戸黒は焼成中の窯から引き出し、急冷させることで漆黒の肌を生じさせるもので、この技法により2010年には重要無形文化財「瀬戸黒」の保持者に認定されています。
展覧会では、18歳で日展入選の快挙を成し遂げた油彩画から試験場時代の作品、独立後の穴窯で焼成した瀬戸黒や志野、さらにこうした制作と並行して書かれた水墨画なども併せて、その多彩な全貌を紹介します。
概要
- 会場
- 岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠ
- 会期
- 2024年 11月30日(土)〜 2025年 3月16日(日)
- 休館日
- 月曜日(ただし、1月13日[月・祝]、2月24日[月・祝]は開館)
12月29日(日)〜1月3日(金)、1月14日(火)、2月25日(火)
- 開館時間
- 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
- 観覧料
一般1,000円[900円]、大学生800円[700円]、高校生以下無料
*[ ]内は20名以上の団体料金
*国際陶磁器フェスティバル美濃’24 7館入場セット券の特別招待券「人間国宝 加藤孝造 追悼展」未使用につき1名観覧
*以下の手帳をお持ちの方および付き添いの方1名まで無料
身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、特定医療費(指定難病)受給者証- 主催
- 岐阜県現代陶芸美術館
- 共催
- 中日新聞社、CBCテレビ、CBCラジオ
- 協賛
- 加藤智子 氏
- 特別協力
- 丸沼芸術の森
- プレスリリース
- ダウンロード
- 同時開催
MoMCA グローイング・プロジェクト 光が創る色 ⇄ 色が創る光 高校生とつくる居心地のよい場所 / コレクション・ハイライト
会期 2024年11月30日 (土)〜 2025年4月13日(日)
*会期中展示替を行います。前期:11月30日(土)〜 2月2日(日) 後期:2月4日(火)〜 4月13日(日)会場 岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅡ
MoMCA グローイング・プロジェクト 光が創る色 ⇄ 色が創る光 高校生とつくる居心地のよい場所 A室
コレクション・ハイライト B–D室- 関連催事
呈茶と語りで加藤孝造を偲ぶ
加藤孝造の茶碗による呈茶と、最も身近に接していた内弟子の語り
日時 2024年12月21日(土) ①13:30- ②15:00- 会場 セラミックパークMINO 茶室 講師 堀 俊郎 氏(陶芸家) 席主 髙木宗代 氏(裏千家) 定員 30名 参加費 500円 要事前申込(フォーム)[ 受付開始:11月22日(金)10:00〜 ]
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うるわしうるし継、いろいろ色漆仕上げ体験
良く知られる金継ぎではなく、錫(スズ)粉を蒔く、あるいは色漆を塗って漆継の最終工程を体験します。割れていない器等を持参ください。
日時 2025年 1月19日(日)14:00- 会場 岐阜県現代陶芸美術館 【プロジェクトルーム】 講師 加藤豊子 氏(陶磁器ガラス等の修復士) 対象 小学5年生以上(小中学生は要保護者同伴)定員 20名 参加費 500円 要事前申込(フォーム)[ 受付開始:12月20日(金)10:00〜 ]
フォームはこちら新・まちなかの加藤孝造展
多治見市内にある加藤孝造作の陶壁やゆかりの地を担当学芸員とともに歩いて巡ります。2009年に続く第2弾。
日時 2024年 12月7日(土)13:30- (2時間程度) 集合場所 多治見市役所本庁舎前(多治見市日ノ出町2-15)*多治見市役所駅北庁舎ではありません 定員 20名 参加費 無料 要事前申込(フォーム)[受付開始 11月8日(金)10:00~ ]
フォームはこちらギャラリートーク(当館学芸員による展示解説)
日時 2024年12月15日(日)、2025年1月5日(日)、2月9日(日)各日 14:00- 会場 岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠ参加費 無料、要観覧券(高校生以下は無料) 事前申込不要、要観覧券