創立250周年記念ウェッジウッド
オープニングレセプション及び内覧会
2008年7月18日（金）午後3時～
―ヨーロッパ陶磁器デザインの歴史―
A History of Wedgwood for 250 years
~The design exhibition over one brand’s heritage~
1759年、英国陶工の父と呼ばれるジョサイア・ウェッジウッド１世がアイヴィー・ハウスとして知られる最初の工場を開設してから250年を迎えようとしています。ウェッジウッドの名は時を超え、イギリスはもちろん日本に多くの愛好家を抱える世界的な陶磁器ブランドへと成長を遂げました。今回創立250周年を記念して250年にわたって創作され続けてきた同社の名品約250点を一堂に紹介します。
製陶を営む家に生まれたジョサイアは、幼い頃から陶器作りを学び、やがてウェッジウッド社を設立。試行錯誤の末、当時類をみない乳白色のクリームウェアの焼成に成功すると、時の英国王妃から「クィーンズウェア」の名称を拝命しました。同時に「王妃御用達の陶工（Potter to Her Majesty）」の称号を拝命します。その後も彼は「ブラック バサルト」「ジャスパー」など、次々と新しい技法や独自の名シリーズを考案。英国王室はもちろん、ヨーロッパ各地の王侯貴族からも高い評価を受け、その名声は瞬く間に世界中へと広まっていきました。
本展覧会では、英国のウェッジウッド美術館とウェッジウッド家、駐日英国大使館などが所蔵するコレクションの中から選りすぐった、ティーウェアやディナーセットといった食器類のほか、壺、カメオ、香水瓶など、ウェッジウッドの250年の歴史を代表する、約250点が出品されます。「英国陶工の父」「女王陛下の陶工」と呼ばれた創設者の業績から現代にいたるまで、ウェッジウッドの名品の数々を堪能できるまたとない機会になることでしょう。
概要
- 会場
- 岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠ
- 会期
- ＊終了しました2008年7月19日（土）－9月30日（火）
オープニングレセプション及び内覧会
2008年7月18日（金）午後3時～ - 休館日
- 会期中無休
- 開館時間
- 午前10時～午後6時（入館は午後5時30分まで）
- 観覧料
個人：一般 1,000円、大学生 700円
団体（20名以上）：一般 800円、大学生500円
前売：一般 800円、大学生 500円
＊高校生以下無料
＊前売はチケットぴあ、サークルＫサンクス、,ファミリーマート、ローソン、ＪＴＢ、
ＪＴＢトラベランド、ＪＴＢ総合提携店、セブンイレブン（以上４月３日より）
美術館受付（５月１日より）にて販売予定- 主催
- 岐阜県現代陶芸美術館、朝日新聞社
- 共催
- 岐阜新聞・岐阜放送
- 後援
- 外務省、ブリティッシュ・カウンシル
- 協力
- ウォーターフォード・ウェッジウッド・ジャパン、日本航空
- 公式ホームページ
- http://www.asahi.com/wedgwood/
- 関連企画
ウェッジウッド家 華麗なる一族＊終了しました
このたび岐阜県現代陶芸美術館では「創立250周年記念ウェッジウッド－ヨーロッパ陶磁器デザインの歴史」展開催を記念して、シンポジウムを開催いたします
ウェッジウッドは「イギリス陶工の父」と呼ばれるジョサイア・ウェッジウッドが1759年に最初の工場を設立したことからその偉大なる歴史が始まりました。初代ウェッジウッドの業績ばかりでなく、現行の作品も世界中から愛され続けるその理由のひとつに、創業者一族の確固たる信念が受け継がれているのではないでしょうか。
今回は第一部としてウェッジウッド研究の第一人者であるウェッジウッド美術館長ゲイ・ブレイク・ロバーツ氏に「ウェッジウッド芸術の精華」と題した基調講演を行っていただきます。第二部はゲイ館長とウェッジウッド家直系８代目であるトム・ウェッジウッド氏をパネリストに迎え、ウェッジウッド社の繁栄とその華やかな業績について話を進めます。●基調講演 ： 「ウェッジウッド芸術の精華」
・講師 ： ゲイ・ブレイク・ロバーツ（ウェッジウッド美術館長）
・コーディネーター ： 岩井美恵子（岐阜県現代陶芸美術館学芸員）
・パネリスト ： ゲイ・ブレイク・ロバーツ
トーマス・ロウランド・ウェッジウッド
（ｳｪｯｼﾞｳｯﾄﾞﾌﾞﾗﾝﾄﾞｱﾝﾊﾞｻﾀﾞｰ、ｳｪｯｼﾞｳｯﾄﾞ家直系８代目）・日時 ： 7月19日（土） 午後1:30～2:20基調講演
《休憩 10分》
午後2:30～4：00シンポジウム・会場 ： セラミックパークＭＩＮＯ国際会議場
*聴講無料 *定員120名「ウェッジウッドと中村卓夫－素材《ジャスパー》にみる出会いと発見」＊終了しました
・講師 ： 中村卓夫（陶芸家）
・日時 ： 8月9日（土）午後1時30分～3時
・会場 ： 岐阜県現代陶芸美術館プロジェクトルーム
*聴講無料 *定員150名
