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大地の輝き バングラデシュとオーストラリアの陶芸

《包装紙》 ニコル・リスター

《包装紙》
ニコル・リスター

《タナミ砂漠の痕跡Ⅱ》 ピピン・ドライスデイル

《タナミ砂漠の痕跡Ⅱ》
ピピン・ドライスデイル

普段あまり目にすることのないアジア、オセアニアの作品を展示いたします。いずれも、自分のアイデンティティーである民族や国、地域について暖かく見つめ、太陽に輝く大地に託して表現したような作品です。
沖積平野でできたバングラデシュでは、硬い石がないために建築素材としてテラコッタが使われてきました。この国で、民族や宗教における様々な境界線をまたいで生活してきたアラク・ロイは、歴史と伝統を含み持つテラコッタを、自身の作品に生かしました。厳しい経済状況にあるバングラデシュにおいて、明るい未来を志向するこの作品は多くの人に希望を与えたに違いありません。
一方、オーストラリアも、広大な土地ながら複雑な民族構造をもつ国です。バーナード・リーチを筆頭とするイギリス陶芸文化を根底に受け継ぐ一方、中国や日本の陶芸、アボリジニの文化からも深く影響を受けてきました。
豊かな自然を思わせる景色を釉薬で表現し、あるいは環境問題を客観的に見据えた作品は、自分たちの住むオーストラリアの大地に対する深い愛情があふれています。冬空のもとで、ふと暖かい気持ちになっていただけるような展覧会です。

■会期 2005年12月3日(土)-2006年4月23日(日)
■展覧会構成 アラク・ロイ「光を待ち望んでⅢ」ほか4点。

概要

会場
ギャラリーⅡ 展示室D
休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
開館時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
主催
岐阜県現代陶芸美術館
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