岐阜県ゆかりの人間国宝ー美濃陶芸の系譜ー
岐阜県は陶磁器の産地・美濃を擁し、その長い歴史を背景としながら多くの陶芸家を輩出してきました。なかでも、いわゆる人間国宝と呼ばれる国の重要無形文化財保持者、あるいは岐阜県の重要無形文化財として認定される優れた陶芸家は、全国的にみても数多く生まれています。
本展は国体の開催を記念し、広くこの岐阜県で培われている高い技術と創造性を紹介するものです。第一回重要無形文化財(1955年)に志野・瀬戸黒で指定を受けた荒川豊藏(あらかわ・とよぞう)から、加藤土師萌(かとう・はじめ)、塚本快示(つかもと・かいじ)、鈴木藏(すずき・おさむ)、加藤卓男(かとう・たくお)、そして平成22年に瀬戸黒で指定された加藤孝造(かとう・こうぞう)までの6名の岐阜県ゆかりの人間国宝たちの作品を紹介します。さらに8名の岐阜県重要無形文化財保持者の作品も紹介し、その功績を振り返りながら、美濃陶芸のなかに育まれ、伝え残されていく技と精神を考えてみたいと思います。
概要
- 会場
- 岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅡ
- 会期
- *終了しました2012(平成24)年8月4日(土)~12月24日(月・休)
- 休館日
- 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
- 開館時間
- 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
- 観覧料
一般320円(260円)、大学生210円(160円)、高校生以下は無料
※( )内は20名以上の団体
※11月3日(土・祝)は文化の日のため無料開放となります- 主催
- 岐阜県現代陶芸美術館
- 共催
- 中日新聞社
- 問い合わせ
- 岐阜県現代陶芸美術館
〒507-0801 多治見市東町4-2-5
Tel: 0572-28-3100 Fax: 0572-28-3101
- 関連企画
座談会「父、祖母を語る」※参加無料*終了しました
2012年9月1日(土) 13:30~15:30
司会 : 榎本徹(岐阜県現代陶芸美術館館長)
パネリスト : 塚本満氏(故塚本快示氏長男・陶芸家)、鈴木徹氏(鈴木藏氏長男・陶芸家)、加藤良造氏(加藤孝造氏次男・日本画家)、加藤亮太郎氏(故加藤卓男氏孫・陶芸家)「特別ギャラリートークと呈茶会」 ※定員50名*終了しました
2012年12月9日(土) 11:00~14:00 呈茶会 14:00~15:00 特別ギャラリートーク(榎本徹館長)
- ギャラリートーク
学芸員によるギャラリートーク*終了しました
※展覧会観覧券が必要です。
・8月11日(土)、9月8日(土)、10月13日(土) 10:30~
・11月10日(土)、12月8日(土)ボランティアスタッフによるギャラリートーク*終了しました
※展覧会観覧券が必要です。
毎週日曜日11:00~、15:00~