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アジア・木と土に見る“みんぞくのかたち”

2013年1月12日(土)~6月23日(日)
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本展は、岐阜県が収集してきた民俗資料から、アジアの木工品を紹介すると共に、併せて当館所蔵のアジアの陶芸作品を展示することで、木と土に根ざしたアジア文化を見直し、文字を介さずに受け継がれていく「みんぞくのかたち」に思いを馳せようとするものです。

1.アジアの木工
インド、インドネシア、台湾、韓国を中心に、人々の生活あるいは大切な儀式の中で使われた木工品を、主に岐阜県博物館が所管する民俗資料から紹介します。それぞれの国は、仏教、儒教、ヒンドゥー教などの思想・宗教や、稲作農業などに関わる文化を少しずつ共有しています。そこに気候風土や、家族、民族等の共同体の中で育まれていったアレンジが加わり、それぞれの個性と共通点をもつ「みんぞくのかたち」として受け継がれていることが見て取れます。

2.民芸の視点
柳宗悦が提唱し、濱田庄司などが賛同した民芸運動は、こうした「みんぞくのかたち」に光を当てるものでした。「民俗学」的なものの見方から少し視点を変えて、美しさを視点に集められた「作品」と、民芸運動に関わった作家の陶芸作品を展示します。

3.アジアの現代陶芸
これらの「みんぞくのかたち」を文化的背景にもつ国々の作家たちは、そのかたちを育んだ文化に根ざして自らの創作に取り組んでいます。アジアの陶芸家たちのとりくみを、当館の収蔵品から紹介します。

概要

会場
岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅡ
会期
*終了しました
2013年1月12日(土)~6月23日(日)
休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
開館時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料

一般320円(260円)、大学生210円(160円)、高校生以下は無料
※( )内は20名以上の団体料金

主催
岐阜県現代陶芸美術館
協力
飛騨・世界生活文化センター、岐阜県博物館、桜堂区(瑞浪市)
同時開催

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