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山田光展 ―走泥社とともに

2016年2月27日(土)~4月17日(日)
展覧会イメージ3

山田光は戦後まもなく京都で八木一夫や鈴木治らとともに前衛陶芸家グループ「走泥社」を結成し、やきものによる立体造形を牽引してきた作家のひとりです。
このたび、山田光の同窓で、永きにわたって彼を支援してきた世界思想社教学社の創業者髙島国男氏のコレクションから、山田と走泥社の作品55 点のご寄贈をいただきました。
山田光は1923 年東京に生まれ岐阜市で育ち、京都高等工芸学校(現・国立京都工芸繊維大学)を卒業後、陶芸を始めます。1948 年に八木、鈴木らと「走泥社」を結成。陶芸に新しい形を模索する中で50 年代半ばに壺を切り、その口を閉じて、オブジェを作ります。やがて60 年代の《塔》のシリーズ、70 年代の《数字》や《耳》の作品、80 年代には《黒陶》、80 年代後半からは《銀泥》、そして晩年には銀泥による《パイプ》のシリーズへと展開していきます。
本展では、受贈作品を中心に、半世紀にわたる山田の立体造形の変遷を追うとともに、山田が生涯作り続けてきたクラフト作品に八木、鈴木、辻勘之、熊倉順吉、笹山忠保ら走泥社同人の作品を加え、約80 点を一堂に展示します。

概要

会場
岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅡ
会期
*終了しました
2016年2月27日(土)~4月17日(日)
休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
開館時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料

一般330円(270円)、大学生220円(160円)、高校生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
*障がい者手帳をお持ちの方および付き添いの方1名まで無料

主催
岐阜県現代陶芸美術館
同時開催

アール・ヌーヴォーの装飾磁器*終了しました

岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠ
2015年12月19日(土)~2016年5月8日(日)

関連企画

担当学芸員によるギャラリートーク*終了しました

※展覧会観覧券が必要です。
日 時 : ①2016年2月27日(土)13:30-   ②2016年4月9日(土)13:30-

ギャラリートーク

ボランティアスタッフによるギャラリートーク*終了しました

※展覧会観覧券が必要です。
毎週日曜日 15:00~ (2016年2月28日より)

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