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  受贈記念 コレクション展 
 熊倉順吉展

左上から時計回りに 《砦》 1967年、《丸皿「鶏頭」》 1940年代後半、《白い布》 1974年、《作品》 1971年、《作品》 制作年不詳、《深海緑土瓶・湯呑》 1970年代後半、《薊皿》 1940年代後半 すべて岐阜県現代陶芸美術館蔵(稲塚コレクション)
 
 京都に生れ、前衛陶芸のパイオニアとして活躍した陶芸家・熊倉順吉(1920-1985)の創作活動を、近年受贈した作品を含む当館コレクションから紹介します。
 熊倉は一時モダンアート協会に属し、また1957年からは走泥社同人となって活動するなど、早くから前衛陶芸の旗手として知られる陶芸家です。京都高等工芸学校(現・京都工芸繊維大学)図案科で建築を専攻し、室内装飾を学んだ熊倉は、1945年の終戦後、復員して京都に戻り、国立陶磁器試験所の伝習生となりました。翌年、陶芸家・福田力三郎に師事し、福田の兄が経営する松斎陶苑で陶技修得に励むなか富本憲吉と出会い、指導を受けています。
 陶芸を志して以来、器物制作にいそしみ、絵付けによって新しい陶芸を作り出そうとした熊倉の関心は、やがて形に向かい、彫刻的な作品を経て、土の塊としての性格が強く表現された作品、肉体の部分をかたどった作品、ジャズをテーマとした作品、金彩を特殊処理した作品と多彩に展開をしていきました。熊倉は京都工芸繊維大学や京都市立芸術大学で非常勤講師を務めていますが、1972年からは多治見市陶磁器意匠研究所の特別講師ともなり、多治見の地にも足を運んでいます。
 当館では、平成28年度までに多数の熊倉順吉作品を寄贈により収蔵し、その中心となる稲塚コレクションは約170点におよびます。本展ではそれら選りすぐりの作品の紹介とともに、人体やジャズに着想を得たオブジェから器まで、多彩な作品にあらわれた熊倉の独創的な世界をごらんいただきます。
 関連展示として、同じく走泥社で活躍し、前衛陶芸の世界を切り拓いた八木一夫、鈴木治、山田光の作品も展示します。 

■会 場 岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅡ
■会 期 2019年4月13日(土)~2019年7月21日(日)
■休館日 月曜日(ただし4月29日、5月6日、7月15日は開館) 5月7日(火)、7月16日(火)
■開館時間 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
■観覧料 一般330円(270円) 大学生220円(160円) 高校生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
*障がい者手帳をお持ちの方および付き添いの方1名まで無料
■主 催 岐阜県現代陶芸美術館
■同時開催   岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠ
「コレクション展 明治150年記念 2 近現代の美濃陶芸 古典復興からの展開」 
201939日(土)~2019721日(日)
岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠ
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「受贈記念 コレクション展 加藤孝造 作品展示」 
201939日(土)~2019721日(日)

■関連企画
座談会 「熊倉順吉と多治見市陶磁器意匠研究所」
日 時 : 2019年7月20日(土) 14:00-15:30 (開場13:30)
会 場 : 岐阜県現代陶芸美術館 プロジェクトルーム
講 師 : 中島晴美氏 (陶芸家・多治見市陶磁器意匠研究所 所長)
      川上智子氏 (陶芸家・ギャラリーヴォイス ジェネラルマネージャー)
聞き手 : 高橋秀治 (岐阜県現代陶芸美術館 館長)
*聴講無料、事前申込不要
多治見市陶磁器意匠研究所の特別講師をしていた熊倉順吉の紹介で同所に勤務するようになった中島晴美氏と、当時生徒として熊倉と接した川上智子氏を迎えて、思い出を語っていただきます。
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中島晴美 (なかしま・はるみ 1950- )
岐阜県恵那市に生まれる。大阪芸術大学デザイン科陶芸専攻を卒業し、信楽で作陶。1976年から2003年まで多治見市陶磁器意匠研究所に勤務。その後、愛知教育大学美術教育講座造形文化コース教授(~2016年)。2016年より多治見市陶磁器意匠研究所所長。

川上智子 (かわかみ・ともこ 1957- )
岐阜県高山市に生まれる。1978年多治見市陶磁器意匠研究所修了。1979年多治見市陶磁器意匠研究所特別研修生修了。美濃焼スクエア店長を経て、2006年より多治見市文化工房ギャラリーヴォイスジェネラルマネージャー。

■ギャラリートーク   当館学芸員による展示解説
2019年4月21日(日)、5月19日(日)、6月16日(日)、7月14日(日)
各回15:00-15:30

*要観覧券、事前申込不要

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