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新北市立鶯歌陶瓷博物館との文化交流協定について


 岐阜県現代陶芸美術館と新北市立鶯歌陶瓷博物館は、2005年に「文化交流に関する覚書」を締結しました。共同研究プロジェクトの実現、学芸員の相互派遣、収蔵品の貸借や情報提供などの文化交流を通じ、それぞれに陶磁器産地に位置する陶磁器専門館として、双方の地域の陶芸文化のさらなる発展に寄与することを目指しています。

新北市立鶯歌陶瓷博物館について

 新北市立鶯歌陶瓷博物館は、台湾有数の陶磁器産地である新北市鶯歌区に2000年に設立された、台湾初の陶芸専門館です。
 同館は、台湾における陶磁器生産の歴史を辿る常設展示に加え、台湾陶芸の今を伝える意欲的な企画展の開催、そして国内外の作家を受け入れるレジデンスプログラムの運営などを通じ、台湾陶芸文化の研究、保存、普及そして内外への発信に多角的に取り組んでいます。また2004年からは「臺灣國際陶藝雙年展(台湾国際陶芸ビエンナーレ)」を開催し、台湾の陶芸界にさらなる国際的な展開をもたらしました。現在同ビエンナーレはファエンツァ(イタリア)、京畿道(韓国)、そして美濃(日本)に並ぶ国際的な陶芸専門のコンペティションとして発展し、広く陶芸文化の振興を担っています。

 

これまでの交流事業 

展覧会
「韓国・台湾・日本共同企画 アジア陶磁デルタプロジェクト じゃんけんぽんの考え方」
 会期:2007年10月13日(土)~12月16日(日)

 

展覧会
「台湾現代陶芸の力 台湾・新北市立鶯歌陶瓷博物館所蔵品による」
 会期:2021年10月1日(金)~11月7日(日)

→360°画像による展示室バーチャルツアー
360°画像による「台湾現代陶芸の力」展の展示室バーチャルツアーを公開いたしました。お好きな角度・視点から、展示室のようすや展覧会の雰囲気をお楽しみください。

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講演会
「台湾現代陶芸の力 記念講演会」
 台湾現代陶芸の流れとその多彩な独自性についてお話しいただきました。
 講師:江淑玲氏(新北市立鶯歌陶瓷博物館学芸員)
 2021年10月9日(土)よりYouTubeチャンネルにて配信中

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