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MoMCAサテライトミュージアム「Milestones ―加藤孝造 × 伊藤慶二―」


 戦後から現在にかけて、美濃焼は様々な道筋を歩んできました。この度の展覧会では、その道標として瑞浪市出身の加藤孝造と土岐市出身の伊藤慶二を取り上げます。学年は異なるものの、二人はともに1935年生まれ。多治見工業高等学校で油絵を通して出会ってから、約70年来の友人です。共に勤めた岐阜県陶磁器試験場時代、それぞれ五代加藤幸兵衛、日根野作三の薫陶を受けました。その後、加藤は桃山陶の伝統の追求へ、伊藤は美濃における陶のオブジェ制作に早くから取り組み、各々の道を切り拓いてきました。 
 本展では、荒川豊蔵、五代加藤幸兵衛、日根野作三の作品に加え、過去から近作を通して二人の軌跡と“今”をご紹介します。岐阜県現代陶芸美術館のコレクションより厳選した珠玉の名品約20点と、近作が示す道標(Milestone)を手がかりに、伝統と革新を象徴する二人をつなぐこの地の文化を感じていただければ幸いです。

【加藤孝造】
1935年、岐阜県瑞浪市に生まれる。1953年、岐阜県陶磁器試験場にて加藤幸兵衛の指導を受ける。1955年、同試験場主任技師に就任、このころ陶芸に進路を固める。1973年、可児市久々利に穴窯と登窯を築窯。2010年、重要無形文化財「瀬戸黒」の保持者(人間国宝)に認定される。2012年、旭日小綬章受章。

【伊藤慶二】
1935年、岐阜県土岐市泉町に生まれる。1958年、武蔵野美術学校卒業。1960年、岐阜県陶磁器試験場デザイン室に勤務。日根野作三に出会い、師事。1981年、第39回ファエンツァ国際陶芸展 買上賞受賞。2006年、岐阜県芸術文化顕彰。2013年、地域文化芸術功労表彰(文化庁)。2017年、日本陶磁協会賞金賞受賞。


会期  :2021年11月20日(土)~2022年2月20日(日)
会場  :瑞浪市陶磁資料館 加藤孝造展示室、企画展示コーナー
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 :毎週月曜日・祝日の翌日、年末年始(12月28日~ 1月4日)
     *詳細につきましては、瑞浪市陶磁資料館ウェブサイトをご覧下さい
観覧料 :一般200円、一般団体(20名以上)150円、高校生以下無料
主催  :岐阜県現代陶芸美術館、瑞浪市教育委員会
お問い合わせ:瑞浪市陶磁資料館 〒509-6132 瑞浪市明世町山野内1-6 電話 0572-67-2506


関連催事

学芸員によるギャラリートーク  
 展覧会担当学芸員が加藤孝造・伊藤慶二の軌跡について、ご紹介します。
 日時 :2021年11月20日(土)11:00~11:30
     2021年11月28日(日)13:00~14:00(瑞浪市陶磁資料館についての解説も行います)
     2022年2月20日(日)13:30~14:00 *中止いたします
 *参加無料、事前申込不要、要観覧券(高校生以下は無料)

特別対談映像 加藤孝造×伊藤慶二
 2021年11月20日(土)よりYouTubeチャンネルにて配信中
 出品作家の加藤孝造と伊藤慶二による特別対談です。本展の出品作品についてお話しいただきました。

 出演 :加藤孝造、伊藤慶二
 配信 :YouTubeチャンネル
 *視聴無料、視聴はこちらから YouTubeチャンネル「清流の国ぎふ 自宅で楽しむ文化芸術」

MoMCA(もむか)やわらかアート・ツアー  *終了しました
 感じたことや見つけたことをもとに、楽しく対話しながら展覧会を鑑賞しましょう。子どもも大人も気軽に楽しめる鑑賞ツアーです。
 日時 :2021年12月25日(土)14:00~14:30  
 *参加無料、事前申込不要、要観覧券(高校生以下は無料)

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