日時:2025年12月12日(金)~12月18日(木)
9:00~16:00
林正太郎氏は、美濃陶芸の魅力を広く伝え、後進の育成や地域文化の発展に大きく貢献してきました。こうした長年の活動が高く評価され、このたび旭日双光章を受章されました。
本展は、その受章を記念して開催するもので、氏の代表作「志野」を中心に紹介します。
16世紀末頃、美濃の地で誕生した桃山陶器「志野」は、独特の乳白色の釉薬にほんのり浮かぶ赤い緋色が魅力です。桃山時代以降、美濃では一時生産されなくなりましたが、昭和に入り荒川豊蔵らによって再評価されると、多くの陶芸家が桃山時代の志野を再現しようと試みる動きが高まりました。その流れは現代に受け継がれ、志野は日本の陶芸を代表するやきものの一つとなっています。氏は、伝統的な材料や技法を丹念に研究しつつ、自身の感性と現代的な視点を加えることで、独自の志野の世界を築き上げてきました。
ぜひ本展で、林正太郎氏が紡ぐ志野の世界をご堪能ください。
場所:土岐市役所1階 多目的スペース
【記念トークショー】
作品解説や日頃の陶芸活動についてお話いただきます。
貴重な機会ですので、ぜひご来場ください。
日時:2025年12月13日(土) 10:00~11:00(予定)
会場:土岐市役所1階 多目的スペース(個展会場隣り)
観覧料:無料
主催:土岐市
(公財)土岐市文化振興事業団 土岐市美濃陶磁歴史館
お問い合わせ:土岐市役所産業文化部 文化振興課
0572-54-1111(内線312)
(公財)土岐市文化振興事業団 土岐市美濃陶磁歴史館
0572-55-1245